総量規制とは?

借りれるお金の上限を定めた法律です

総量規制とは借りれるお金の上限を定めた法律です。 この上限は年収の3分の1までと決められています。 例えば年収300万円の方は、100万円までお金を借りることができます。
またこの上限は、1社からではなく他社を含めた合計金額です。 例えば年収300万円の方が、すでに90万円を借りている場合、別の業者に申し込んだとしてもあと10万しか借りられません。

なぜ総量規制があるの?

総量規制が法律で決められる前は、自分の年収をも超えるようなお金を借りることができました。 さきほどの例で言えば、年収300万円の方が400万円も500万も借りることができました。 しかしこれは明らかに返済能力を超えた金額です。 そのため、お金を返すためにさらに別の業者からお金を借りる「多重債務者」が多く表れるようになりました。 これが多重債務問題として大きな社会問題となってしまったのです。
しかし借りられる金額を制限すれば、多重債務に陥ることはありません。
これが総量規制のできた理由です。

総量規制はいつから始まったの?

2010年6月に法律が施行されました。 また同時にグレーゾーン金利も撤廃されました。 これにより上限金利が29.2%から10%近く引き下げられ、20%になったのです。

利用者から見て総量規制の影響は?

借りられる上限が決められたことで、多重債務に陥る人は確実に減りました。 しかし法律を守っている業者からは上限を超えて借りれなくなりましたが、法律を守らない闇金業者に手を出してしまう人が増えたのも事実です。
また借り入れの申込をするときに、以下のことが必要になりました。
・50万以上の借入は、収入証明書の提出
・定期収入が無い人は、配偶者の同意と証明書が必要
・他社の借入がある人は、その額を開示

けど住宅ローンって年収を超えるよね?

総量規制の対象外となるローンもあります。
代表的なのが住宅ローンや銀行ローン、クレジットカードのショッピング枠などです。